顕微鏡下で精子を数え運動率などを算出する一般精液検査に加え、コンピューター精子運動自動分析装置（CASA）を用いて客観的な精子分析を行います。ご夫婦にも、分かりやすい精液データを報告することができます。
顕微鏡下で精子を数え運動率などを算出する一般精液検査に加え、コンピューター精子運動自動分析装置（CASA）を用いて客観的な精子分析を行います。ご夫婦にも、分かりやすい精液データを報告することができます。
FSH、LH、エストロゲン、プロゲステロン、hCG（妊娠判定ホルモン）等のホルモンが、院内にて短時間で測定することができます。体外受精における方針決定、排卵の有無や卵胞成熟の正確な診断の一助として活用します。
卵巣刺激法には、身体に負担の少ない自然に近い方法から確率を重視した刺激の強い方法までさまざまな方法があります。どんな方法にもメリットとデメリットがあり、個々の卵巣機能に合わせて最適な方法を提案します。ご夫婦の家族計画（ご年齢、希望するお子様の人数など）も考慮しつつ、治療方法を相談いたしましょう。
できるだけ自然な体外受精を目指しますが、必要な時には顕微授精を行います。
※オプションにはスプリット法があります。スプリット法とは、体外受精法と顕微授精法を半々に行う方法です。予測が難しい体外受精での受精障害、卵子の損失を避けることが可能です。
本来能力のある受精卵が、子宮内膜環境が不十分なために着床できず、赤ちゃんになるチャンスを逃してしまうことがあります。例えば、発育の遅い胚は採卵周期ではなかなか着床しませんが、凍結融解技術を利用して移植することで着床率が高まります。
妊娠・出産・育児は長期間にわたる大仕事です。健康状態・心理状態に不安がある場合には、内科治療や体質改善・カウンセリングなどを行いながら妊娠を目指します。高血圧・糖尿病・高度肥満・精神病等の方は、改善・コントロールを図ってからの積極治療となります。 また、多胎妊娠は分娩時のリスクが極めて高く、不妊治療の影の部分といえます。当院では安全な出産を念頭に単一胚移植を行います。ただし、単一胚移植では妊娠の可能性が低い反復不成功の方、高年齢の方は複数胚移植も考慮します。
無精子症の患者様の治療は泌尿器科ドクターと連携して行います。ご主人様が連携先施設で手術を行い、精子が確認されたら凍結保存をします。奥様の採卵時に融解し顕微授精を行います。
顕微授精を行ってもまったく受精しない原因不明の受精障害があります。これは、精子が卵子の中に入っても卵子の活性化が起こらず、次のステージへの成長が阻害されていると考えられます。このような場合、カルシウムイオノフォア処理という特殊な方法で卵子を人為的に活性化させて授精を助けています。
受精卵と比較して卵子の凍結融解後の生存率はやや劣りますが、卵子凍結によって治療の幅は広がります。例えば、採卵したものの予期せず精子が見つからなかった場合、無精子症治療を行ったご夫婦で一度精子融解で多くの受精卵を得たい場合、ガンを患った未婚女性で治療後の妊孕性低下が憂慮される場合、などです。
分割胚移植と胚盤胞移植を同一周期に続けて行う方法です。1回目の移植により子宮内膜が刺激を受け、2回目の移植胚の着床率が上昇すると報告されています。反復不成功の患者様が主な対象となります。
胚盤胞培養時に保存した培養液を、融解胚盤胞移植の2～3日前に子宮内に注入する方法。 培養液を注入することにより、より着床しやすい環境が作られると報告されています。
（SEET法：Stimulation of endometrium embryo transfer）
卵巣年齢、ご夫婦のご希望などを参考にし、それぞれの方に最適な方法を選択して、できるだけ早く卒業していただけるようチームで皆様をサポートしていきたいと考えております。
併設のロイヤルベルクリニック産婦人科では、365日24時間体制で医療を提供しています。妊娠後も患者様の情報をそのまま引き継ぎ、これまで通り安心して通院いただけます。
クリニック敷地内に別棟で託児室をご用意しております。お二人目の方にはお子様を安心して預けることが出来ます。（要予約・無料）
駐車場124 台完備しており、お車でも便利にお越しいただけます。
グループクリニックと連携しており、子宮鏡の手術対応や（子宮筋腫など）、男性不妊の外来も受診することができます。
基本料金276,250円（卵子個数により加算あり、上限660,000円） ※注1
基本料金283,750円（卵子個数により加算あり、上限660,000円） ※注1
18,750円（卵子個数により加算あり、上限37,500円）
基本料金62,500円（上限162,500円）
44,000円
44,000円
156,000円
12,500円
33,000円
※注1） 卵子数が多数の場合は胚移植は行われず、全胚凍結となります。その場合の上限価格は、体外受精、顕微授精ともに660,000円となります。治療費用は個々により異なりますが、平均的な治療費は385,000～495,000円程度です。
当院では自費診療で移植した場合に、生殖医療技術成果料として110,000円のお支払いがあります。
※保険診療の場合は該当しません。
※妊娠9週未満の自己都合卒業の場合も成果料をお支払いいただきます。
（最終更新日：2023年7月5日）
当院では高額費用を、退院時に現金でご用意ができない方のために、クレジットカード取り扱いもしており、カード会社によっては分割払い等もご利用可能です。
《使用できるクレジットカード会社》
JCB、Visa、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Discover
〒458-0848 名古屋市緑区水広1丁目1715番地
当クリニックでは、ご夫婦の待ち時間を少しでも短くするため、完全予約制での診療を行っております。事前予約されてのご来院をお願い致します。 はじめて診療を受けるため話を聞いてみたいという方は、まずは初診前カウンセリングにお越しいただくことをお勧めしています。 電話にてお気軽にお問い合わせください。
お子様連れでの待合室、診察室への入室はお控え頂いております。診察の方は診察時間中いつでも無料でご利用頂けます。診察予約の際に「託児所利用希望」とお伝えください。ただし託児可能人数に限りがあるため、診察予約時間の調整をお願いすることもございます。 託児所では集団でお子様をお預かりする為、他のお子様にうつる可能性のある病気や、体温が37.5度以上ある時には託児所のご利用をお断りすることがございますのでご理解いただきご利用下さいますようお願い申し上げます。
●保険証（ご夫婦お二人様のもの）
●印鑑
●以前他の病院に受診したことがある方は、紹介状・検査結果など
●1年以内に健康診断を受診した方は、健康診断書
●基礎体温表（過去2～3か月程度のもの。記録がない方は、初診までの数日でも構いませんのでご持参ください）
●問診票
初めて当院の不妊センターを受診される方は問診票01をお持ちください。
過去に不妊治療の経験がある方は問診票02も併せてお持ちください。